Mixture〜ササライ編〜 まさか・・・こんなことになるなんて・・・・ やっぱり食べさせるんじゃなかった・・・・・・・・・ でもあんなに嬉しそうに食べようとするから・・・・・・・・ ナッシュ・・・・君がもっとテキパキと食べていれば・・・・・・・・・ 減給・・・・・・・だね・・・・・・・・・・ とにかく今は を・・・・・ 「はうううう〜〜〜〜」 ベットに上で目を回している彼女がいて・・・ 「 、大丈夫かい!?」 焦りつつ棚においていた薬セットの箱を持ちベットのそばに戻る。 「ほえほえ〜〜〜〜」 意識がハッキリしていないのか彼女の手が空中を彷徨って よほど不味かったのだろうか・・・・・ くっ、真の水の紋章だったら、楽に治せただろうに・・・ ベットに腰を掛けて薬箱をガサガサと漁る。 こう言うときには何の薬がいいのだろうか・・・・ 沢山の薬を目の前にしてササライは色々手に持ち確認をいれる これは・・・・・・・・ ・・・今はつかえない薬だね・・・ こんな時にこんな薬を使ったら可哀想だし、 でも・・素直になる君も見てみたいんだけどね だからこれは其の時のために取っておくとしようか・・・・ 苦笑してまた薬を探す。 「…あった!ほら、 薬だよ!!」 これならきっとすぐに効くはず・・・ 水に溶いて飲みやすくさせ、そっとコップを彼女の口元に近づけたのだが・・・ 「はう〜〜ク、クリス様〜〜〜〜・・・」 と彼女が言うものだからその言葉にピクっと反応する自分がいて。 「… 、僕はクリスじゃないよ?」 むっつりしながらも、苦しそうな彼女が可哀想で・・・・ ササライは水に溶かした薬を口に含むとそっと彼女の唇に己の唇を重ね合わせて それを飲ませてやる。 「・・・んっ・・・・・はふっ・・・」 ごくりと の喉を通った音がして、彼は離れ際にしっかりと彼女に深い口付けをし、 舌を絡めとるとゆっくりと離れた。 柔らかい唇。 そうするとぼーっとした彼女の瞳が開いて・・・・・ 「……少しは、落ち着いたかい?」 優しく問い掛けてみて・・・・ 「・・・んっ・・・・・・・ササライさん・・・?」 少し苦しそうに顔を顰めて彼女が自分の名前を呼んでくれた。 「そうだよ。クリスと間違えるなんて酷いね」 くすくすと笑う彼の声が耳に聞えてきて・・・・・ あれ・・・・? クリス様と間違えて・・・・・・??? 「はう!?わ、私間違えましたか!?で、でしたら申し訳ありませんです!!」 慌ててベットから起きようとするとササライがそれを押さえつけて またベットに寝かされてしまって・・・・・ 「それはもういいから、もう少し横になっておいで。…直ぐ動くのは、体に良くない」 優しい優しい声・・・・・ この方の声をクリス様と間違えるなんて・・・・・ 「で、でも・・・間違えるなんて・・失礼ですし・・な、何かお詫びを・・」 本当に申し訳ないです・・・・ 間違えるはずなんてないと思っていたのに・・・・・ は大人しく横になりつつ不安げにササライを見上げた。 そこには優しい微笑があって自分の頭を撫でてくれるあたたかい手・・・・ そんなに優しくされてしまうと何だか泣き出したくなってしまって、 他の人にもこんなに優しいのだろうか・・・・・ 「…じゃあ少し、僕と話でもしようよ。勿論、君には寝ていてもらうけどね」 ほら、また優しく笑ってくれて・・・ それだけで嬉しいのです・・・・・・///////// 「はいですvお話ですね〜v何のお話をしましょう・・う〜ん」 頭を撫でてくれる手が心地いい・・・・ 「よかったら、君の…好きな人の話でも、してくれないかな?興味あるんだ」 少し首をかしげて微笑みそう言う彼。 キョトンと は目を見開いて 好きな人? 好きな人・・・・ 好きな人・・・ あ! 「はい〜vクリス様ですね!」 満面の笑み。 ピキっ____ 今僕の頭がピキっていったよ、ピキって・・・・ 「…何処が、好きなんだい?」 わかっていた答えだとしても・・・・けっこう来るもんだね・・・ピキってさ・・・ そんなことを考えている最中でも彼女の言葉は続いていて・・・ 「優しくて、美しくて、強くて、微笑んだお顔が・・はぁ〜vとにかく全てがですvv」 目がハートの がいる。 まぁ・・・可愛いんだけどね・・・うん・・・・。 「ふぅん…じゃあ、パーシヴァルは?」 この際だから色々と聞いてみようか・・・・・・ 「パーシヴァルさん・・・あ、えーっと・・・///好きですv 騎士として尊敬してます!素敵ですよねv」 少し照れはにかんだ彼女の顔。 騎士として、ねぇ・・・・・・ 「…じゃあ、ボルスやサロメや…六騎士も、皆好きなのかい」 ササライの声が心なしか不機嫌になっていく。 そんなこととはわからずに は相変わらず笑顔で・・・ 「はいv皆さん大好きですっvv」 「じゃあ…」 ササライは少し寂しそうな声で、不安げにそれを聞いた。 「じゃあ…僕、は?」 「はいv大好きですvv」 即座に笑顔で返って来た皆と同じ反応・・・・・・・・・・・ 「…それは、皆と同じ好き、って事を言ってる?」 表情が変わったササライに は不思議に思いじっと彼を見つめる。 真剣な彼の瞳が自分を見ていて・・・・・・・・ ・・・・・・??? あれ?ササライさん? それは・・・どう言う・・・・・・ 「え・・あ、あの・・・・?」 真剣な顔が怒っているように見えて は不安になった。 怒ってしまわれましたか?? 私なにか・・・・悪いことでも・・・・・ はらはら・・・・ そんな の心に気がついたのかササライは困ったように苦笑する。 「あ、ごめん…そんなに不安そうな顔しないでくれないかな?困らせるつもりはないんだよ…」 何だかその困ったような笑い顔が寂しくて寂しくて・・・・ 慌てて は上半身を起こし彼の服裾を掴む。 「あ・・ち、違うんです!!わ、私・・・」 もしかして・・・ もしかして・・・・・・? ササライさんが言っていた好きと言うのは・・・・ 彼は が掴んだ服裾の手をゆっくり握り、離させると俯き寂しそうに言葉を発した。 「…無理しないでも、いいよ。僕は――ハルモニアの人間だからね。 普通以上になれない事ぐらい…判ってる」 普通以上になれない・・・・・・? やっぱりササライさんの言っているのは・・・・・ だったら・・・・私・・・・ 私・・・・ は離された手を慌てて掴み直すと 大きく深呼吸をし、ササライを見つめる。 「違うのです!ハルモニアだとかそう言うのではなく・・・・・」 そう、そう言うんじゃないのです・・・・・ 私は・・・・ 私は・・・・ 「私・・っ・・す・・・き・・なんです・・特別にっ・・だからっ・・」 じっと彼女が最後まで言葉を言うのを待つササライ。 一生懸命彼女は伝えようとしている・・・・・・ 「さっき「皆と同じ好き、って事を言ってる?」って言われて・・よく考えたら 驚いてしまって・・・・・それって・・ササライさんも・・・・って? でも何だかお顔が怒っていて・・・それで・・それで・・・・はう・・すみません・・」 何を言っているのか分からなくなってきました・・・・;; 私は勘違いしているのでしょうか・・・・? ササライさんが私のことを好きだって・・・・・ 「皆と同じ好き、って事を言ってる?」 それって・・・・・ 皆と違う好きかと聞いていると言うことで・・・・ そうですよね・・・・・? だったら 期待していいのですか??? 俯いてただひたすら彼の手を握り締めて・・・・ 恥ずかしい・・・ もし自分の考えが間違っていたらどうしよう・・・・ こわい・・・・・ 怖い・・・・・ そう考えているとそっとあたたかい手が自分の頬を包んだ。 顔を上げると近くにあの彼の微笑した顔があって・・・ 「…もう一度、言ってくれる?」 「・・・・あ・・・の・・・その・・////」 目の前の顔に赤面し思わず身を引いてしまう 何も考えれない・・・ 言葉が出ない・・・ 彼の手が頬を優しく撫でていて・・・ 「言って…僕を、特別に好きだって…それとも、さっきの言葉は、嘘かい?」 甘い声・・・・ 「はう〜・・・・//////あのですね・・嘘ではなく・・」 この顔の距離は・・・・どうしたら・・・・・ 「言わないなら…体に聞こうか…?」 一瞬彼の瞳が細くなって・・・・ そう言うと顔が近づいて来て頬にあった手が首に回される。 逃げられないように固定され、 次の瞬間ササライの唇が己の唇と重なって・・・・ 「んんっ・・・ちょっ・・・・んっ・・・」 逃げようとしたのだがそれも敵わない・・・ 巧みな彼の舌の動きが の舌と絡まって 唇を甘く吸うわれるとようやく口を解放された。 「言う気に、なった?」 頬を上気させた ににこりと微笑む。 「・・んっ・・・・・//////////」 頭が真っ白です・・・・!! はう〜〜〜・・ 恥ずかしい!! 恥ずかしいです! 逃げ出したいです・・・・!! 「あの・・・や、や、や、やっぱり言えません!」 赤面しササライの胸を力一杯押し遠ざけると はベットから慌てて逃げようとして この期に及んで・・逃げようなんて・・・許さないよ・・・ あともう少しじゃないか・・・・ もう一度君の口から聞きたい・・・・ 聞きたいんだ・・・・・ ササライはベットに自分も乗り、 に手を伸ばし逃がさないように抱きしめ、 鎖骨から顎に向かって舐め上げた。 そうするとビクンと の動きが止まって・・・ 「ササライさんっ・・・・やっ・・・めっ」 耳元でササライの声がする。 「僕は、君が好きだよ…だから、逃がさない」 どさっとベットに押し倒されて体が沈む。 彼が唇に吸い付いて・・・・・ ぺロッと舌なめられ・・・ 目の前のその微笑みが今は怖い・・・・・ 「・・・・んっ・・・いやっ・・・・」 涙目になって抵抗するのだが敵うはずも無く、寧ろそれは ササライを煽っているかのようで・・・・・ 「君が…素直に言えばやめるよ」 自分の言葉に苦笑してしまう。 素直に言ってもらっても・・・やめれるのだろうか・・・・・ 彼女に微笑みながら、怖がられないようにそっと目元にキスをして彼女の服に 手を伸ばしていく・・・・・ 襟元を探って留めが目を器用に外し胸元を開らいた。 白い肌があらわになって・・・ 「やぁっ・・やめて下さいっ・・ひっくっ・・・ふぇ・・・・」 怖い・・・・ こわい・・・・・・ ササライさん・・・・・・ 怖いです・・・・・・・・・・ いつもと全く違っていて・・・・・・ 彼女の鳴き声がササライの耳に届く。 ぽろぽろと涙が頬を伝っていて・・・・ なんだか申し訳ない気持ちになってしまう。 僕は・・・・急いでいるだろうか・・・・・・? 余裕が無い・・・・・・? 「 …判った、もう…いいよ」 バッとササライはそんな彼女から手を離す。 「…ごめん。僕は…君が好きで…でも、君の好きは…もう、いい。無理しなくて…」 もっと君と早く出会っていたら・・・・・ そう思うと自然に悲しい顔をしていたみたいで。 がまた慌てて僕の手を掴んで・・・・ 俯いて黙ってて・・・ 私は・・・ 私はいつも 肝心な時に何もいえません・・・・ また貴方を困らせていて・・・・・・・・ 本当は 本当は 「す、す、好きですー・・・好きなんです・・・!」 真っ赤になって頑張ってもう一度この言葉を言う。 頑張って頑張って・・・・・ なのに・・・・・ 「同情なら、いらないよ…」 ササライは声を詰まらせながら、俯いて首を横に振るだけで・・・・ もう遅いですか?? ササライさん・・・・・・・・ 私は・・・・・・ 彼に瞳を向けて言葉を続ける。 「・・ずっと・・ずっと好きでした・・お会いした時から・・もっと・・早く お会いできたらって・・ずっと・・でも・・」 彼が手を握り返してくれる。 「でも…なんだい?僕が…君よりずっと、年上だから?ハルモニアの神官だから?」 年上とか、ハルモニアだとか・・・・ 「違うんです・・・そんなの関係ありません!私・・・その・・恥ずかしいんです//////」 俯く 。 「僕といるのは、恥ずかしい?」 其の言葉はわれながら意地悪な言葉だと思ったんだけどね。 でも一生懸命な君が可愛くて・・・虐めたくなってしまうんだよ・・・・ 後もう少し・・・・・ もう少しで・・・・・・・・ 君が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「違います・・・・!!」 は慌てて首を振って 「なんと言いましょうか・・・こ、言葉か止まってしまって・・・///////」 そう言葉が止まるのです・・・・・ 貴方を見ていると肝心なことがいえなくなって・・・・・ そんな自分も恥ずかしくて・・・・ 「嬉しいんです・・・好きてっ言ってもらって・・・でも恥ずかしくて ワケがわからなくなって・・・す、すみませんです・・」 俯いている彼女の声が掠れていて・・・・ 泣いているんだろうか・・・・? 可哀想なことをしたかな・・・・・? でも・・・・・・ 「…いいんだ、それだけ僕が好きだ、って事だろう?」 その言葉を聞き顔を上げた に爽やかに微笑みつつ、そっと抱きしめる。 小さな小さな可愛い彼女。 「・・・好き・・です・・////」 もう一度聞きたかった言葉を言って真っ赤になって俯いて・・・・ なんて可愛いんだろうね・・・・・・ 言葉だけじゃ足りなくなってしまうよ・・・・・ ササライは暫く彼女を抱きしめてそっと彼女の耳元で囁く。 好き・・・・だったら・・・・・ 「…じゃあ…キス、してもいいかい?」 「ん・・・/////////」 耳元の吐息にピクリと反応しまう 。 キス・・・・?! はう! ど、ど、ど、どうしましょう!恥ずかしいです! 改めて言われますと・・・・・・・・ は真っ赤になり顔を上げ硬直してしまう。 そんな彼女に微笑みかけて・・・ 「恥ずかしい?…僕の目だけ見てればいいよ…」 優しく耳に触れ、頬を撫でて顔を引き寄せる。 優しく・・・ 優しく・・・・・ 怖がられないように・・・・・・ 「・・・は・・い・・・・/////」 甘い雰囲気に流されてしまう・・・・・ 優しい・・・・・・ 優しい・・・・・・・・ 彼の雰囲気・・・・・・・・ うっとりと自分を見つめる にふっと彼は微笑むと唇を塞ぐ。 浅く、深く唇を貪って・・・・ 「・・・んっ・・・・・・」 慣れていなくて苦しいのか彼女がギュッと服裾を握り締めてきて・・・ 「…はぁ…苦しかったら、鼻で息吸うんだよ」 一度唇を解放してやる。 そうすると彼女が大きく息をして・・・・ その姿が可愛くてたまらない。 「・・はふぅ・・・・////」 返事をする前にまた唇を奪われてしまって・・・・ 彼が口の中で動くたびに身体が熱くなって・・・・ なんだか変な気分です・・・・熱い・・です・・・・ 「どうしたんだい?」 意地悪気な笑いを零しつつササライは彼女をベットへと押し倒す。 頭に霧が掛かっているのか彼女はされるがままで・・・・ 「…息を深くすって、ほら。今は何もしてないだろ?」 頬ゆっくりと撫でてやる・・・・ 言われるままに は深く息を吸う。 それでもまだ頭に霧が掛かっているのかトロンとした涙目で自分を見つめてきて・・ ササライは苦笑する。 今だったら・・・何でも聞いてくれるのかな? 「…胸、開けるけど…いい?」 そっと服の上から胸に触れる、 柔らかくて感触のいい胸・・・ 胸・・・? はう?何であけるんでしょうか・・・? でも・・何も考えれな・・・・ 目の前にはいつも以上に色気の増したササライの顔がある。 キレイ・・・・・ なんてキレイな人なんだろう・・・・・・・ ぼーっとしている彼女を尻目に彼は少しずつ胸元を開いていく。 キレイ・・・・・・・・な・・・・・ ?????! 「・・・・はう!?あ・・あの・・あ・・あの//////」 ようやく事態に気がつきササライの手を掴み焦りだす 。 「…ダメかい?胸だけでいい。他は触らない。誓って言うよ」 そう言った彼の顔が寂しそうで・・・・ でも・・・彼にこうされるなら・・・・・・・・ 「・・サ・・ササライさんなら・・いいです・・・////信じれます・・」 少し困りつつ自分に覆い被さっている彼を見る。 そうするとそこには苦笑した彼の顔があって・・・・ 「…嘘をついたら、嫌いになる?」 「・・・嘘・・・ですか?」 キョトンとササライを見るとそっと彼が自分の胸に触れてきた。 「…ここ以外に、触れたら、嘘になるだろう?」 心臓がドキドキする・・・・・ じかに胸に触れている彼の手が熱い・・・・・ 自分の顔の血液が上がっていくのがわかる・・・・ 「はい・・先ほど誓うって・・・」 そんなに顔を赤く染めて言われると・・・ねぇ・・・・ 「誓ったけど。…でも、触れたくなったらどうしようって」 苦笑してそっと彼女の柔らかい胸を揉んでやる 何だかその手つきに自分の体が変になってしまいそうで はササライの手を止めようと 押さえるのだが力が入らない・・・ 「んっ・・・////////あ、あの・・何だか変な気分に・・・」 わからない感覚・・・・彼が触れるたびに体中にビリビリと電撃が走って・・・・ 「ヘン?気持ちよくない?」 ササライはそう言いつつ胸の先端を親指で弄る。 そうすると彼女の甘い声が響いてきて・・・・ 「んっ・・・はぁ・・いやっ・・・変です!身体が熱・・い・・です・・」 甘い声・・・ 「僕を見て。…他の事、考えなくていいから…」 胸にキスを落とす、そうするとまたあの甘い声が返って来て・・・ 「んっ・・・あっ・・」 甘い甘い声・・・・なんて艶かしいんだろう・・・ そんな姿今まで見たことなんてないよ・・・・・・・・・ 涙目に彼女はササライを見、そっと彼の頭に触れる。 そんなことされると歯止めがきかなくなるじゃないか・・・・・・・・ 「… …!」 もうどうなっても知らないよ・・・・・・・・・ と、 トントン_______ その音と共に部屋の扉が開て・・・・・・ 声が掛かる。 「あの、ササライさん、ちょっと聞きた……」 そう言ったのはヒューゴで。 彼はベットの上の余りの光景に固まった。 がササライに押し倒されて服を脱がされかけてて・・・ 胸元が少し露出していて・・・・・・ まぁとにかく目のやり場に困る光景だ! ・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ヒューゴは固まった笑いのまま、扉をギギギギと音を立てつつ閉めて・・・・・ パタン、 乾いた音が部屋に響いた・・・・・ その音に我に返った が慌てて赤面しつつ扉の方に手を伸ばして 「・・・・・・は、はう!?ヒュー、ヒューゴさん!?あ、あの!?ご用件は!!?」 なんて、言うものだからササライは溜め息を吐いた。 扉に目をやって いい所で邪魔してくれたね炎の英雄・・・・・ 本当にいいところで・・・・・・ カギをかけておくべきだったよ・・・・・・・・ 「……はぁ…」 上半身を起こすと彼はまた溜め息を吐く。 「・・・ササライさん・・・?あの〜・・・お疲れですか??」 「違うよ…」 チョイチョイと を手で近くまで来るようにと呼んで 「???」 不思議そうにキョトンと彼女が体を起こしてきて・・・・・ 乱れた服を元に戻してやる。 「ドキドキも、ヘンな気分も、収まった?」 彼がそう言うとちゅ、と軽いキスをされた。 「はい・・/////ヒューゴさんのおかげでv私・・・変でしたね」 照れつつ肩すくめ笑う彼女が可愛くて・・・・ 可愛くて・・・ 「…今度僕がまた、ああいう事したら、怒る?」 またこんなことを聞いてしまう自分がいて・・・・・・ 目の前の彼女はさっきのことを思い出したのか赤面してて・・・・ はぁ・・・やっぱり・・・駄目・・だろうか・・・ さっきは上手く言ったんだけどなぁ・・・・ まったく・・・ヒューゴのやつ・・・・ そんなことを考えているとふわっと鼻先に彼女の甘い香りが擽って・・・ 自分の唇に柔らかい感触が伝わる。 それはすぐに離れてしまったのだけど・・・・ を見るといつになく照れていて・・・・・ 「恥ずかしいけど・・・ササライさんなら・・・いいです・・・」 それは初めての彼女からのキス・・・・・・・・・・ 何だか驚いている自分がいて 「…うん、ありがとう。じゃあ、また今度、ね」 苦笑してしまう。 だってそうだろ? これで全て許せてしまいそうなんだから・・・・・ そっと頭を撫でてやると嬉しそうにはにかんで・・・・ 君は 何て可愛いんだろう・・・・・・・・・・・・ でもね・・・ それとこれとはやっぱり別で・・・・ 「さて、悪いけど…ヒューゴを呼んできてくれるかい?話があったみたいだから」 「あ!はいです〜〜v」 照れつつ嬉しそうに可愛い彼女がベットから下りて扉に走り出す。 それを見送るとササライは不敵に微笑んだ。 「……さて、ヒューゴにはしっかりお仕置きしないとね…」 僕の邪魔をしたんだから・・・・覚悟をしてもらわないと・・・・・・ そっとササライはベットから下りると部屋の窓を開ける。 外はもうすっかり茜色に染まっていて・・・・ 風が心地いい・・・・ 窓の手すりに肘をかけると苦笑する。 それは彼女を思ってか・・・・ それとも・・・・・・・・・・・・ 真実はハルモニア神官将様の心の中・・・・・ 「楽しくなりそうだね・・・・・」 満面の笑みを茜色の空に向ける 暫くすると部屋の扉がトントンとなって・・・・ 愛しい彼女が赤面したヒューゴを連れて入ってくる 赤面した彼にササライはゆっくりと微笑みかけたとか・・・・・・・・・・・ キャラを担当した人 ササライ、ヒューゴ =水音 =篠永 小説手直し=篠永 2002.10.14 後書き(対談) 一頁前へ back |