銀魂×復活夢。江戸で銀時と夢主。
すっごい適当かつ大味に書いてます。何も考えていないので落ちもありません。
許容できる方はどうぞ↓
「……どこにいても、先生は先生ってことなのかな」
何気なく呟く私に、ソファに寝転がってジャンプを読んでいた銀髪でふわふわな天パの男は、のっそりと起き上がってこちらを見た。
「おいおい、センセーとか言われるといけない気分になっちゃうだろ」
なんでだよ。と、突っ込みする前に彼が言葉を続ける。
「俺ぁ今は万事屋であって、教師じゃねぇのよ」
「まあ……それはそうだけど。態度が、銀八先生のままだし」
「まあほら、銀時も銀八も一緒だからね。どっちも銀さんだから違ってたら逆に凄くね?」
それも確かにそうだけども。
というか、私はこんな所で、つまり江戸とやらでのんびりしていている場合ではないと思う。
「せんせー」
「だからここでは先生じゃねえっての」
「銀さん」
「よろしい。んで?」
「私、たぶんツナと山本待たせてるから、早く帰りたいんだけど」
「沢田と山本? なんでお前のこと待ってんの」
「習慣。中学の時からずっとだし」
銀さんは「ふぅーん」とかなんとか言いながら、また視線をジャンプに戻した。
……人の話聞いてないな、この人は。
「帰り方知ってるんでしょ?」
「さーなァ」
「帰ろうよー」
「ジャンプを途中で放り出すことなんかできるワケねーし。だからお前ものんびりしてろ」
「……今度リボーンに、銀さんに死ぬ気弾撃ち込んでって頼んでみようかな」
そうしたら、多少なり活動的になってくれるかも知れない。
ごろごろしながらジャンプを読む、死んだ目の人を見ながら、私はそっと息を吐いた。