MGS3のスネークは妙に可愛いことに最近気づいてしまった。
でも私は固体蛇が大好きです。
小ネタ。
ドッグタグネタの2個目。
(スネーク×夢主)
「今度こそ普通のタグゲット!」
マリアは嬉しそうに銀色のタグを手にしている。
「今度のは、妙な機能はついていないんだろうな」
「大丈夫だと思う。もしも変なことしたら、パソコンご臨終させてやるって脅しておいたから」
「……そりゃ、任務の時に困るんでやめてくれ」
冗談だよと笑いながら、早速、と手にしたタグを身に着けようとするマリア。
スネークはその銀のものをさっと奪い取った。
「ちょ、スネーク!?」
「お前はこっちだ」
マリアから奪った物の代わりに、スネークは自分が付けていたタグを放って渡した。
彼女はそれを両手で受け取り、目をぱちぱち瞬く。
「え? え? でも、これ……スネークの」
「気にするな。俺はお前のを持つ。お前は俺のを持て」
まだ少し戸惑っていたようだが、こくんと頷くと、大事そうにタグを身に着けた。
2人の様子をこっそり見ていたオタコンは、
「……何気なく甘ったるい空気だよね。自覚があるのかないのか」
呟き、ずぞぞと音を立ててコーヒーを飲んだ。