Orgin of Twilight



開かれたのは罠か救いの手か、それとも単なる黄昏か。
 続く道は、救いであり、苦しみでもある。
 持たざる者から、持つ者へ。
 それが必然であれ、何かの間違いであれ、
 手に入れてしまった<それ>は消える事なく。

 カイトは、手に入れた。
 イリーガルな、その能力――データドレインを。

 そして、もまた同じ時刻に別の場所で、持ってはいけないはずの物を手にした。

 温もり。

 暖かな温もりが、こんなに怖く感じられるのは――ここが、ゲームの世界、だからだろうか…。
 在ってはならないものが、の体の内にある。
 それが、怖い。


 始まりは、暖かな感覚から。
 終わりは、まだ、見えない。





まさにSS。
とりあえず、カイト初めってとこで…それらしく設定っぽいものを。
次はちゃんと文章になってると思いますので〜。

2002・10・22

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