村の生活 「ちょっとルック! まじめにやってよ!!」 「やってるだろ。こそ手が動いていないような気がするけど? ちゃんとしてくれないと、僕が気持ちよくならないじゃないか」 「そ、そっちこそ。人のせいにばっかりするの良くないよ」 「事実じゃないか。ほら、しっかり動いてよ」 「……あの、ルック様もさんもしっかりして欲しいんですけど」 セラが横から口を出す。 箒を持って部屋を掃除しているルックと、雑巾を持っているの視線がセラに向いた。 「お部屋の掃除をすれば、お二方とも気持ちよくなりますよ。ああ、いえ。 お部屋で気持ちよく過ごせるようになりますよ、ですね」 小さな村で過ごす三人。 現在大掃除中。 |